こんにちは、皆さん。寒さが身に染みる日々が続いていますね。こんな時期こそ、温かいお茶でほっと一息つく時間が大切です。実は、この寒さが美味しいお茶を育てるためには欠かせないのです。その理由については後ほど詳しくお伝えするとして、今回はお茶班担当の榎本が作業内容についてお話しします。
現在、お茶班にとっては比較的ゆったりとした時期(閑散期)ですが、この時期に行う作業は非常に重要です。そのひとつが「茅切り(かやきり)」です。茅を堆肥に混ぜることで、良質な堆肥を作り出します。この堆肥が、私たちが育てるお茶の品質を支える大切な要素となっています。
茅切り作業の重要性
茅切り作業は地味な作業に感じるかもしれませんが、実は非常に重要です。茅を堆肥に混ぜることで、茶畑の土壌を豊かに保ち、健康な土を作り出します。この豊かな土壌が、美味しいお茶を育てるための基盤となるのです。
JAS有機認証の茶葉へのこだわり
花の木農場では7ヘクタールの茶畑があり、そのうち約1ヘクタールがJAS有機認証を受けています。さらに、0.9ヘクタールを新たに転換期間中として申請しています。有機茶園では化学肥料を使わず、自然の力を活かした栽培が基本です。寒い時期に行う茅切りと堆肥作りは、この自然の力を最大限に活用するために欠かせない作業なのです。
寒さの中でも美味しいお茶を楽しんでいただけるよう、私たちは日々努力しています。そして、このお茶を使用した「有機微粉末茶を使った茶そば」もぜひお試しください。風味豊かな有機茶の香りが広がる美味しい茶そばで、心も体も温まるひとときをお楽しみいただけます。次回のブログもどうぞお楽しみに!