花の木ログ

花の木農場こだわりの食品加工部門

新年明けましておめでとうございます。花の木農場で商品管理を担当している有村です。
2025年が始まり、皆様にとって素晴らしい一年となることを心よりお祈り申し上げます。今年も、当農場の食肉加工部門「第2花の木ファーム」における、こだわりの製品を皆様にお届けできることを楽しみにしています。
今回は、当農場で行っている食肉加工の工程について改めてご紹介させていただきます。花の木農場では、農場で育てた豚肉を丁寧に加工し、ハムや惣菜などを製造しています。そのこだわりの製法を、ぜひご覧ください。

「解体部門」

花の木農場で大切に育てた豚は、認可を受けた施設で処理された後、農場に戻り、加工が始まります。解体作業では、1本あたり約35kgの枝肉を扱い、積み降ろしから始まり、骨を抜いてブロック肉に分けます。無駄な脂肪や筋を取り除きながら、肉を整えていきます。この作業では刃物を使うため、安全面に十分配慮し、プロテクターを装備して作業を進めています。この工程が、後の精肉や加工に繋がっていきます。

整形作業中

「精肉部門」

精肉部門では、ロース肉や豚バラ肉、肩ロース肉などを、ミートスライサーを使って用途に応じた厚さにスライスします。しゃぶしゃぶ用や生姜焼き用など、お客様のニーズに合わせた加工を行っています。また、厚切りの豚カツなどは筋切り処理を施し、肉の並べ作業やミンチ挽き、ラップ作業なども行っています。精肉部門では、正確さが求められる作業が多く、どれも手を抜かずに丁寧に仕上げています。

トレーへ盛り付け

 

「ハム・ソーセージ加工部門」

花の木農場の定期便でお届けするメイン商品、ハムやソーセージを製造する部門です。ハム作りは手間のかかる作業で、漬け込みから始まり、乾燥、燻製、加熱殺菌、冷却、カット、計量、真空包装まで、すべての工程を慎重に進めます。出来上がりまでには約3週間を要し、どの段階でもミスがあれば仕上がりに影響を与えるため、細心の注意を払っています。こうした手間ひまをかけることで、花の木農場自慢の美味しいハムが完成します。

ウインナーソーセージ腸詰め作業

「惣菜部門」

惣菜部門では、花の木農場の看板商品「ニラ餃子」やハンバーグ、コロッケなどを製造しています。素材を仕入れた後、キャベツやニラの洗浄・カット、ジャガイモの皮むき、タマネギ炒めなどの下ごしらえを行い、ハンバーグの捏ね作業や餃子のトレー並べ、真空包装、ラベル貼りなども手作業で行っています。こうした作業を通じて、美味しい惣菜を皆様にお届けしています。

じゃがハムコロッケの衣付け

 

「パン部門」

最後に、パン部門についてです。こちらでは、溶岩プレートのオーブンを使って食パンや菓子パンを製造しています。大量生産は行わず、近隣の道の駅やアンテナショップ、自社の給食用に製造しています。粉の計量やパン生地の捏ね作業、ラスクやパン粉の製造、包装作業などが含まれ、どれも手作りの温かさを感じていただける製品です。

すねにくフランク&白パンのホットドッグ

「手間ひまかけたこだわりの豚肉を、心を込めてお届けします」

花の木農場では、これらの作業を通じて、大切に育てた豚肉を無駄なく商品化し、心を込めてお届けしています。一つ一つ手間を惜しまない加工が、花の木農場の商品に込められたこだわりです。2025年も、皆様にご満足いただける製品作りに努めて参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。ぜひ、私たちの自信作をお試しください。

 

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