こんにちは。お茶部門担当の冨倉です。寒さも一段落しましたが、まだまだ温かいお茶が恋しい季節が続いていますね。この寒さ、実は美味しいお茶を育むために欠かせない要素の一つであることをご存じでしょうか?今回は、お茶と寒さの深い関係について詳しくご紹介したいと思います。
寒さがもたらすお茶の恩恵
1.お茶の風味を高める
寒い時期、茶葉の成長はゆっくり進みます。これにより、茶葉は旨味や香りの成分をしっかりと蓄え、風味が豊かになります。寒さがあるからこそ、深みのある美味しいお茶が生まれるのです。
2.害虫の活動を抑制
冬の寒さが害虫の活動を抑え、農薬を使うことなく安全な茶葉を育てることができます。特に有機栽培にとっては、この寒さが理想的な環境となり、自然な形で茶葉が守られるのです。
3.春に向けた栄養の蓄積
冬の間、茶の木は休眠状態にありますが、その間に栄養を蓄えます。このエネルギーが春になると新芽に届き、力強く元気な芽を育てるのです。寒さを乗り越えた新芽が、春の茶摘みで高品質な茶葉に成長します。
4.適度な霜の効果
冬には霜が降りることもありますが、適度な霜が茶葉に良い影響を与えることがあります。霜が茶葉に触れることで、糖分やアミノ酸の含有量が増加し、味に深みが加わります。ただし、過度な霜がかからないように注意することが大切です。
寒さが育んだ一杯を楽しもう
寒さが厳しい季節だからこそ、美味しいお茶が育まれるのです。この自然のサイクルに感謝しながら、ぜひ試していただきたいのが「ほうじ茶」です。焙煎された茶葉の香ばしさと、温かみのある味わいは、寒い季節にぴったり。特に、寒さの中で育てられた茶葉を使ったほうじ茶は、その香りと味わいが格別です。湯気と共に広がる香ばしい香りが、寒さに凍えた体を温め、心もほっとさせてくれることでしょう。
寒い季節には、ぜひほうじ茶で心も体も癒されるひとときをお楽しみください。次回のブログもお楽しみに!