“手間ひまかけた”毎日から生まれる味わいをご自宅で
花の木農場は、鹿児島県南大隅町に位置し、本土最南端の地域に広がる農場です。町のシンボルである佐多岬や雄川の滝に囲まれ、美しい自然の中で心癒される環境が整っています。この地では、自家養豚や茶畑の管理をはじめ、丁寧にモノづくりを進めており、幅広い活動が展開されています。
雄大な自然の残る南大隅町からは遠くに開聞岳を望むことができます。
この広大な敷地は、障がいをお持ちの方々が日々活動をする場です。主な生産品は「お茶」と「白豚」の養豚。
鹿児島の大隅半島にある南大隅の豊かな自然環境で栽培されたお茶は、重度の障がいをお持ちの方でも取り組みやすく、今では花の木農場を象徴する自慢の商品です。
栽培から製茶まですべて自社で完結させ、お茶本来の美味しさをお届けしています。
さらに、私たちの養豚場では、1000頭以上の白豚を飼育し、利用者がスタッフと共に「命を育む」大切な仕事に取り組んでいます。手間ひまをかけて育てられるからこそ、障がいをお持ちの方の想いがこもった逸品となります。このような毎日から生まれる、花の木農場の味覚たちを、どうぞお楽しみください。
花の木農場について
利用者がスタッフと共に働くことで「居場所と役割」が生まれます。
鹿児島県大隅半島南端の町「南大隅町」にある広大な福祉農場です。運営しているのは社会福祉法人白鳩会(しらはとかい/1972年設立)。白鳩会が花の木農場でじっくり取り組んできたのは、知的障害のある方々がそれぞれの個性を存分に発揮できる「居場所と役割づくり」です。
約40haの広さを誇る花の木農場の中では、お茶栽培や養豚(1次産業)、それらを煎茶やハム・ソーセージに加工(2次産業)、さらには農場産の素材をふんだんに使ったレストラン(3次産業)など、いわゆる仕事の6次化にも多くの障害者と一緒に取り組んでいます。
農業と福祉それぞれの強みと課題を補完しあって価値を生み出す取組のことを「農福連携」と呼びますが、花の木農場はこの分野のパイオニアとして全国に知られ、ノウフクアワード・グランプリ(2021年)、GAP実践大賞(2022年)、地域再生大賞(2022年)、内閣総理大臣賞(2023年)などの賞にも選ばれています。
主な受賞履歴
- 2021年 ノウフクアワード・グランプリ
- 2022年 GAP実践大賞
- 2022年 地域再生大賞
- 2023年 内閣総理大臣賞
※法人概要については、社会福祉法人白鳩会webサイトをご覧ください。